■「緊急消防援助隊」中国・四国ブロック、震災想定し合同訓練−−徳島で /岡山
阪神大震災を契機に創設された広域連携組織「緊急消防援助隊」の中国・四国ブロックの合同訓練(消防庁など主催)が14日、徳島県板野町であった。南海トラフでマグニチュード8・6の大地震が発生し、同県北部が甚大な被害を受けたとの想定で、高層建築からの人命救助など9種類の訓練に取り組んだ。
9県の52消防本部(局)と7機関の計356人が参加。ヘリ5機、緊急車両79台も出動した。
高層ビル火災の救出訓練は、仮設ビルを舞台に実施。徳島、岡山両市消防局などの38人が、ヘリやはしご車で、ビルの屋上や窓から要救助者に見立てた人形を搬送した。
このほか、生物化学テロに対応した訓練もあり、高松市消防局、福山地区消防組合消防局(広島県)などの職員が防護服を着用し、被災者救護や中和剤散布を行った。
緊急消防援助隊は、全国で2919隊、中四国では344隊が登録(4月1日現在)。今年4月に施行された改正消防組織法で法的にも位置付けられ、消防庁の指示などを受けて大規模災害地に応援派遣されるよう、態勢が整えられた。
【毎日新聞】
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