近くの田んぼからはにぎやかなカエルの合唱も聞こえてくる、 そんな5月のある日のことです。 ○○分署の車庫で、若い署員2人がロープを使って訓練に励んでいた。 そこへ「もうちょっとこうしろ、ああしろ」 と分署長。チョッカイを出しにやって来た。 と、その時1台の白い乗用車が玄関に。 年の頃なら60前後、紳士風の男性が、車を降りてこちらに向かってきた。 「○○の××です。先日は救急で大変お世話になりました」 (実はこの人、家族が交通事故で亡くなっていたのである) 「いやいや、ご丁寧に」 とT分署長。 しかし、その後が悪かった。 何を勘違いしたのか、 「その後どうですか?」 と、とんでもないことを聞いたのである。 (あ、しまった!!) とT分署長、気づいたところでもう遅い。 すると、その男性、一瞬返事に戸惑ったあと、 「はい・・・。その後、焼きました」 「・・・・・・・・・・・・」 |